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イトーヨーカ堂 様

イトーヨーカ堂

約160店舗をLED照明に切り替えて、電気料金の値上げに迅速に対応

イトーヨーカ堂

地域
全国
導入時期
2012年6月開始
導入商品
REALTUBE(OPJ-2400XC・N、OPJ-2400XC・W、OPJ-1200XC・N、OPJ-1200XC・W、OPJ-600XC・N)
導入場所
全国店舗内

株式会社イトーヨーカ堂は、2012年6月から、店舗の照明をLED照明に切り替える大規模な工事を行いました。LED照明への切り替え対象となる店舗は、一部導入店舗も含め全181店舗中約160店舗にものぼります。今回の大規模なプロジェクトを担当された、株式会社イトーヨーカ堂様にお話を伺いました。
※2013年11月現在

LED導入背景

電力料金の値上げに、迅速に対応

株式会社イトーヨーカ堂 施設管理部 宅地建物取引主任者 管理業務主任者 村上 修様

株式会社イトーヨーカ堂
施設管理部 宅地建物取引主任者
管理業務主任者
村上 修様

―― 今回大規模なLED照明への切り替え工事が行われましたが、工事自体はいつからはじまったのでしょうか?

2012年6月より開始し、一部導入店舗も含め、ようやく約160店舗に納品が完了しました。

―― 昨年の段階で、LED照明に切り替えようと思われた理由をお聞かせ下さい。

やはり、電力料金の値上げが一番の理由です。今まで弊社が取り組んできた経費削減の観点から、電気料金値上げに対して何らかの対策を行う必要がありました。その為、まず東京電力管轄下の首都圏を中心にスタートし、その後、関西電力、東北電力、北海道電力エリアを優先的に切り替えました。

―― 具体的に、店舗のどの箇所から切り替え工事に着手されましたか?

まずは売り場のダウンライトを中心に切り替えました。ダウンライトは消費電力が高いので、LED照明に切り替えることで得られる効果が高いと考えました。次に直管形蛍光灯を切り替え、作業場、受付、保安室、社食の厨房等から始めました。点灯時間の長い所を狙って実施した訳です。照明の形態によっては、消費電力は、3分の1~4分の1になります。今年は110Wの蛍光灯を中心に全国の店舗でLED照明への切り替えを行いました。

社会貢献の立場からも、LED化を全社で推進

―― 今回はほぼ全店舗という大規模な導入になりました。御社は、CSRの活動の一環として、環境管理に取り組まれていますが、今回のLED照明への切り替えもこの取り組みによりますか?

弊社は、環境関連の法令を遵守し、商品・サービスの開発や製造、物流、販売・サービスの提供に至るまでのサプライチェーン全体を通じて環境負荷の低減に取り組むことを基本方針としています。店舗・事業所において環境マネジメントを徹底するとともに、省エネルギー型の設備導入や省エネに対する啓蒙活動を行う事でエネルギー使用量の削減に努めています。今回のLED照明への切り替えも、この行動基準に沿ったものです。

―― そうでしたか。電気料金の値上げ対策だけではなく、CSR活動の一環でもあるのですね。

CO2削減で、社会貢献にもなりますし、LED照明への切り替えによる最大限の効果を期待したいですね。

選定ポイント

調光対応」と「電源外付け形LED照明」が必須条件

―― 次に、LED蛍光灯選定の際、重視された点は何ですか?

弊社の店舗への導入にあたり、必須条件が2点ありました。1点目は、「調光対応」であること、2点目は「電源外付け」であることです。

―― それぞれ理由をお聞かせ下さい。

「調光対応」にこだわった理由は、既設の蛍光灯の調光設備を利用し、LEDでも調整機能を付加する事により、削減効果をより出すことができると考えたからです。
LED照明は消費電力が低いだけでなく、既存の蛍光灯と同程度の明るさまで落とすことで、更なる節電が期待できるからです。夏場は空調の構成比が上がり、それに伴い、全体の電気料金が上がりますが、LED照明は既存の蛍光灯と比較し、熱を出しにくいので空調負担を減らせますし、照明の照度を調整することで、全体の電気消費量も調整できるのではないかと思っています。

次に、「電源外付け」にこだわった理由は、太さ、重さ、不良率の低さの3点です。電源内蔵形LED蛍光灯は太く、既存の器具を再利用する場合、合わない器具もあり、また重量によるソケットへの負担も気になりました。

採用の決め手は「対応の速さ」と「品質」

―― 電源外付けタイプのLED蛍光灯は弊社の主力商品ですが、選んで頂いた理由はその点からでしょうか。

それもありますが、何より対応が早かったというのが一番の理由です。正直なところ、(OPTILEDを知らなかったこともあり)当初はあまり期待していませんでした。しかし、こちらが求めるスペックや、弊社内のルール等をお伝えする中で、それらに対する対応がとても速かったのが一番の決め手です。

―― 「対応が早かった」点について、具体的に伺ってもよろしいですか?

商品開発の対応力の速さが、一番印象に残りました。「調光対応」というリクエストを出した当時、OPTILEDにはそのような製品はありませんでしたが、直ぐに開発してお持ちいただきました。その時に、技術者の方の熱意や職人魂といったものを感じ、御社への信頼につながりました。

―― 弊社製品の品質について、どのようにお感じですか?

品質はとても高く、信頼しています。某会社のラボを借り、複数のメーカーの製品を集めて実験をしたのですが、総合的な結果はOPTILEDが一番良かったです。実はフリッカ―、波長、色温度など専門の機器で測定しましたが、チラつきが一番少なく、色は自然で、普通の蛍光灯と比較して違和感は無かったですね。明るさに関しても、まったく問題無かったです。

LED導入効果

今後の消費電力は、4割程削減

―― 切り替えたことで、お客様やスタッフから反響はありましたか?

明るくなったという意見はありましたが、他に反響は有りません。色も自然なので、お客様は気付かないのかもしれませんね。

―― 実際の電力の削減量はどれくらいでしょうか?

もともと間引いて点灯させていましたが、LED照明に交換したことで、間引かずに点灯させても6割くらいにはなっていると思います。つまり、4割程削減しました。

―― 電力の使用量が削減できたということは、電気料金も削減できたのでしょうか。

電気料金が値上がりしているので、現在はまだ料金の削減はできていないですね。ぎりぎりといったところでしょうか。去年は大幅に料金が上がりましたが、工事完了後は、確実に効果が出てくると思います。また、CO2削減により、社会貢献につながった点も評価できると思っています。

以前は社内で、追加費用をかけてまでLED照明に切り替る必要があるかについて、疑問視する意見もありました。しかし3.11以降、節電の意識が社内外で浸透したことも、今回の大規模導入につながったと思います。

導入先店舗の一店である、イトーヨーカドー綾瀬店の総務担当マネージャー、相川由喜男様にもお話を伺いました。

―― LED照明への切り替え工事が完了されましたが、率直なご感想をお聞かせ下さい。

以前は消費電力の削減の為、間引き点灯をしていましたが、LED照明に切り替えてからは全点灯させています。明るくなり、以前は光が届かず見えにくかった壁面付近のポップや看板の文字がはっきりと見えるようになりました。また、既存の蛍光灯はよく寿命により消灯することがありましたが、天上が高く、取り替え作業が大変でした。今回長寿命のLED照明に切り替えたことで、取り替え作業頻度の軽減を期待しています。バックルームも明るくなり、作業スタッフからは、「作業の際に目の疲れを感じることがなくなった」という声が上がっています。(相川様)

――  株式会社イトーヨーカ堂様は、非常に高いクオリティの商品を求められましたが、弊社の今後の商品開発を行っていく上で、非常に参考になりました。弊社としても、これからもより多くのお客様が求める新商品を開発し、社会貢献を果たしていきたいと考えています。

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